【インフルエンザワクチンについて】
<ワクチンの効果>
ワクチンはインフルエンザの「感染」を完全に抑えることはできませんが、「発病」する人は60%程度抑えられると言われています。
また、インフルエンザによる重篤な合併症や死亡を予防し、健康被害を最小限にとどめることが期待されています。
ただし、ワクチンの効果は年齢や体調、その年のインフルエンザの流行株とワクチンの株の抗原性の一致状況により変わります。
<接種回数>
13歳以上の方……原則として、1回接種
健康な人や慢性疾患のある方を対象にした研究で、1回接種した場合と2回接種した場合で、同等の抗体価が得られたとの報告があります。
13歳未満の方……原則として2回接種
<接種時期>
ワクチンを接種してから効果が出てくるまでは2週間程度かかります。
効果は3~5か月間持続すると言われています。
例年は1月末から3月上旬にピークを向かえますので、12月中旬までには接種をした方が良いと思われます。
<副反応>
・接種部位の発赤、腫れ、痛み
・発熱、寒気、頭痛、倦怠感、関節痛など
その他、重いものではアナフィラキシー、脳脊髄炎、ギランバレー症候群などが
あります。
※ 高校生以下の方は保護者の署名が必要です
インフルエンザワクチン予診票(任意接種用)をダウンロードしてご記入の上、来院してください
来院後の記入も可能です