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大腸の病気(大腸炎・大腸がん・大腸ポリープなど)

 

 

 

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【便秘症】

便秘は病気ではないようにも受け取られがちですが、腸の動きが悪ければ消化・吸収・ 排泄がうまくいかず、下腹部の張り、腹痛などの原因になります。

体内には、通常は排出されていなければならない毒素や不要な老廃物が長い時間溜まることになり、ニキビや肌荒れなどの肌トラブルにもつながります。

<原因>

さまざまな原因が考えられます。薬剤、水分不足、運動不足、ストレスや筋力の低下、ホルモンバランスの乱れ、代謝性疾患などが考えられますが、それらが絡み合っていることが多いです。

また、大腸がんが潜んでいる場合もあります。

<治療>

生活習慣の改善、薬物療法などです。

 

【大腸ポリープ】

組織型により、腫瘍性(良性・悪性)のものと非腫瘍性のものの2つに分けられます。
腫瘍性のものは腺腫やがんなどがあります。

非腫瘍性のものは若年性ポリープ、過形成性ポリープ、炎症性ポリープなどがあります。

<症状>

小さなものは無症状なことが多いです。

大きくなると、出血や腸重積を起こすこともあります。

<診断>

内視鏡検査やバリウムによる注腸検査で診断します。

 

<治療>

腫瘍性の場合は内視鏡を使って切除します。

 

【潰瘍性大腸炎】

大腸・直腸の粘膜と粘膜下層に炎症を起こし、びらんや潰瘍をつくる炎症性の病気です。

30歳以下の成人に多いですが、小児や50歳以上の年齢層にもみられます。

悪性化の傾向があり、多くの患者は再燃と寛解を繰り返すことから長期間の観察が必要です。

 

<原因>

原因は不明です。

遺伝的素因や免疫病理学的機序や心理学的要因の関与が考えられています。

 

<症状>

下痢、粘血便、腹痛、発熱、体重減少などが主な症状です。

 

<検査>

内視鏡検査による組織検査で診断します。

また、血液検査により、炎症や貧血、栄養状態を調べます。

 

<治療>

内服治療が中心になります。

状態により、肛門から注入する薬を使用する場合もあります。

急激に炎症が増悪して大腸が拡張し、腹膜炎や敗血症をきたす場合(「中毒性巨大結腸症」)は、手術が必要になります。

 

【クローン病】

大腸・小腸の粘膜に慢性炎症または潰瘍をつくる炎症性腸疾患の1つです。

主に20代の若年者にみられます。

口から肛門までの消化管のどの部位にも起こりえますが、小腸と大腸が好発部位です。

非連続性の病変(病変と病変の間に正常部分が存在すること)を特徴とします。
それらの病変により腹痛や下痢、血便、体重減少などが生じます。

 

<原因>

遺伝的要因や免疫が関与していると言われますが、原因は不明です。

 

<症状>

下痢、血便、腹痛、発熱、体重減少、全身倦怠感、貧血などがみられます。

腸が狭くなってしまうこともあります。
また、痔瘻や肛門周囲膿瘍といわれる肛門の病気を合併することがあります。

関節炎、皮疹などを合併することがあります。

 

<検査>

内視鏡検査による組織検査で診断します。

また、血液検査により、炎症や貧血、栄養状態を調べます。

 

<治療>

内服治療が中心になります。

状態により、肛門から注入する薬を使用する場合もあります。

腸管の安静や栄養状態改善の目的に成分栄養剤を摂取することもあります。 

腸に狭窄などが起きた時には手術が必要となることがあります。

 

【大腸がん】

大腸がんには、「結腸がん」と「直腸がん」があります。
盲腸からS状結腸までが「結腸がん」、直腸から肛門までが「直腸がん」です。

 

大腸がんの発生には、生活習慣と関わりがあるとされています。食事(肉食)、飲酒、喫煙により大腸がんの危険性が高まると言われています。

 

最近、増加傾向にあり、罹患数は男性では胃がん、肺がんに次いで3番目、女性では乳がんに次いで2番目に多いがんです。

がんによる死亡数でも肺がんに次いで2位になっています。

 

大腸がんは便が細くなる、進行する貧血、下腹部に違和感があるなどの症状が出てきた段階ではある程度の大きさになっていると考えてください。
大腸ポリープや大腸がんからの微量な出血を検知する便潜血検査を受けることが推奨されています。しかし、もっともよい方法は定期的に大腸内視鏡検査を受け、大腸内を直接観察することです。大腸ポリープはもちろん、早期の大腸がんならば内視鏡により切除治療することも可能です。

 

<症状>

早期の段階ではほぼ自覚症状はありません

進行すると、血便、下血、下痢・便秘、便が細い、便が残る感じ、お腹が張る、お腹が痛い、貧血、体重減少などが出てきます。

 

<検査>

早期の段階で発見するには、便の潜血反応や内視鏡検査を行います。便の潜血反応検査は簡単に苦痛なく行えますが、陽性でもがんではないこともありますし、逆に進行したがんがあっても陰性になることもあります。
最終的には内視鏡検査が必要です。

確定診断には内視鏡検査による組織学的検査が必要です。

その他、血液検査や腹部のレントゲン検査を行います。

場所により、肛門から指を入れて、ある程度診断できることもあります。

 

<治療>

早期のものの中には内視鏡での治療が可能なものがあります。

手術を必要とすることが多いです。

 

<注意点>

早期に発見できれば、切除により根治可能な病気です。症状がないうちに検診を受けることをお勧めします。

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